硝子企画舎
硝子製品企画・工房
住所 | 石原4−16-7 |
最寄り駅 | JR総武線 錦糸町駅 |
URL | http://garasukikakusya.com/ |
Interviewee | 井上 剛氏 |
硝子工房というと、吹き硝子を思い浮かべる方が多いと思いますが、硝子企画舎では硝子を石膏型に流し込む鋳造方法や、板状の硝子を溶かした成形をするなど、 主に電気炉を用いたキルンワークという技法で制作しています。 それはオブジェであったり、建築部材であったりと多様な使われ方をしています。 硝子は熱を加えることによって自由な形に変形/加工できる素材ですので、多くのクリエイターからいろいろな要望を受けることが多く、その方たちとコラボしながら今までにないプロダクトを制作しています。 その思いから、硝子を企画するという屋号にしました。 硝子工場ではなく、硝子のデザインをする。 工房内には硝子のシェアアトリエを持っています。それは、今後を担う若い硝子工芸家が自由に制作する場を用意したかったためです。 元々は硝子工芸家として活動していましたが、芸術表現だけではなく、きちんとした形で仕事にしたかったという思いがあります。
実家が硝子瓶工場(滋賀県)を営んでいたこともあり、製品としての硝子に触れることが多かったです。
小さいころから硝子が溶け、灼熱のごとく赤くなっている硝子が、きれいな透明の瓶になるのを見て、「ドキドキ」「ワクワク」していました。
今でも、その思いは変わらず、モノづくりは人の気持ちを高ぶらせ、制作者も楽しいことだと感じています。
硝子業界では「量産工場」と「個人工房」の2者択一となることが多く、もっと自由なデザインの硝子を一般の消費者へ届けたいという想いがあります。
「工場」と「工房」の間を担い、硝子の可能性をもっと高め、各消費者がオリジナリティーに価値観を見出していただけるようなモノづくりをしていきたいとかんがえています。
墨田区には素晴らしい企業がたくさんありますが、企業間で新しい製品を作るときにも、一緒に関われたらいいなと思っています。
モノづくりをする方にはぜひ墨田区に移住してほしい、と思えるぐらい墨田区はモノづくりが強みの地域です。
今年で3回目の参加となります。
今年は「ワークショップ」がテーマということですので、弊社に来ていただいた方に、硝子のアクセサリー(小物)を制作していただき、硝子に触れていただきたいと思っています。
難しいことはありません。好きな色の硝子片を小さなパズルのように並べていただければ、その後、窯に入れてガラスを溶かし完成です。
後日お送り致しますので、完成を楽しみにしていてください。
世界で1つだけのアクセサリー(小物)をお届け致します。
Text by 伊藤貴明
当日インフォメーション:本所地域プラザ BIG SHIP
住所:墨田区本所1-13-4
行き先:都営浅草線・大江戸線「蔵前」駅より徒歩8分
都営浅草線「本所吾妻橋」駅より徒歩12分
JR「両国」駅より徒歩15分
URL:http://www.cp-bigship.net/
主催:スミファ実行委員会
共催:墨田区
後援:東京商工会議所墨田支部 / 一般社団法人墨田区観光協会 / すみだ地域ブランド推進協議会 / 株式会社日刊工業新聞社 / 東京東信用金庫
協力:たばこと塩の博物館 / 学校法人文化学園文化服装学院 / 株式会社ワールドフォトプレス / NPO法人ワップフィルム
同時開催:すみだ地域ブランド展示会・下町ものづくり会議(シンポジウム)
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