取材:前島本日はよろしくお願いします。各企業のお仕事内容を教えてください。まずは石田さんから!
石田はい、うちは医療用はさみを販売しています。私自身は27年勤めています。1970年に創業しました。
佐藤佐藤です(笑)、48歳です(笑)。
うちはウレタンの打ち抜きで緩衝材のパッキンを中心に多品種小ロット生産をしてます。
いまの仕事は19年勤めています。創業から30年になります。
中島中島です(笑)、47歳です(笑)。
創業はオリンピックイヤーで当社創業70年。商業ベースでの印刷、企画、デザインを営んでおります。
取材今回対談メンバー選出理由はスミファの時に(当日限定で)ワークショップを行う企業さんの中で私がスミファ当日に訪問して「ここでしかできないと思えた」「クオリティが高い」「アイディアがすごい」とおもった企業である3社さんにアイディアの発端や工夫などを伺いたいなと思ったことで実現した対談です。
スミファ当日どんなワークショップをしていますか?
石田はさみを作る工程、たたくワークショップ(無料)をしています。
鉄の馬蹄のような鉄の塊の上にはさみの片面を置き、たたいてもらい、カーブをつくっていただきます。これをすることでスムーズなかみ合わせになります。親子で楽しんでいただいております。
熱が入ったお客さんが、初めてワークショップをする方にやり方やコツなどを教えあうシーンがあります。
親子で出来を張り合っている、お子さんのほうが上手だったり親のほうが夢中になっていたり・・・など、皆様でコミュニケーションをとってます(笑)
佐藤まえから思ってたのだけど、100円ショップなどで販売しているはさみをおいて比較とかはないんですか?
石田そういうお話もお客様から提案があったりしますが、いやらしいなーとおもって・・・(笑)
一同(納得)
佐藤うちは、ウレタンハンコワークショップ、ウレタンフラッグ(剣やステッキ作り)ワークショップ、ほかの企業さんとのコラボレーション(有料)をしています。
スタンプは4年前から開催、はさみを使わずにでき、やわらかい素材なので危なくない=子供向けです。
ウレタンフラッグワークショップは昨年はじめて開催しました。ハートと剣があるが、女の子も剣をえらんだりするのでおもしろかったです(笑)
中島工場見学時、紙ケースバッグをつくる、アンケートに答えていただくと名刺箱づくり(ツアー内:無料)を楽しんでいただけます。
また、数十種類のさまざまな紙から選んでつくれる・リングノートとブック型のノートワークショップを開催しています。(ザンシナチョウ:有料)
今年も募集を開始しました。もうお申し込みきてるんですよ!申込みはこちら>>
▲石宏製作所石田氏
▲サトウ化成佐藤氏
▲大東印刷工業中島氏
今年のスミファではどんなワークショップを行いますか?
石田はさみをつかって、簡単夢中になる「切り紙」ワークショップを開催予定です。折り紙を折ってあり、そこに線が書いてあります。それに沿ってはさみを入れて、開くと切紙のできあがり。
一同(石田さんにはさみを借り、おもちいただいた折り紙を手に取り、夢中にはさみを入れてチョキチョキ・・・)
前島(できあがりを広げて)オーナメントにもなりそう。お土産にも・・・!
佐藤中島これ夢中になりますね!
石田あ、よかった、いいワークショップになりそう・・・!
前島サトウ化成さんでは・・・?
佐藤うちは、ウレタンフラッグワークショップで、敵を用意できればなとおもってます。敵と戦ってる写真を撮ってもらう場ができればいいなぁ~と考えてます。ワークショップは2階で行うので1階におりたら敵が現れて早速武器を使う!という・・・(笑)
前島敵登場楽しいですね!早速武器の威力発揮!
佐藤あと、石田さんとは折り紙つながりですが、スタンプワークショップにて、紙にスタンプを自由におしてオリジナル柄折り紙をつくるワークショップを開催予定です。
前島大東印刷工業さんでは・・・?
中島下町カレンダー(タイトル仮)を出す想定で社員と立石などの街や飲食店をめぐりイラストを描いてもらっています。
予算もあることなので「このお店では1人あたりの予算1,000円まで」などの制約を設けながら取材しています。
実は、社長にはまだ秘密なんです!(笑) うちがスミファで開催するワークショップなどは、展示会などで使用しているものをアレンジして活用しているんです。
箱はものづくりのイベントで見かけた物を参考にしたりして企画を練っています。
最終的な企画開催のOKは20代の女性がだしていて、そのくらいの世代が面白いとおもうものでないと盛り上げる企画にならないということで若い女子に企画判断をしてもらっています。
佐藤大人向けワークショップが多い感じですよね?
中島そうですね、子供向けのワークショップもいずれは開催したいと考えています。
▲石宏製作所今年初開催予定の切り紙ワークショップ
▲サトウ化成開催のウレタンハンコワークショップ、ウレタンフラッグワークショップ
▲大東印刷工業では工場見学とともに紙バッグや名刺入れワークショップを楽しめます
皆様がお忙しい中ワークショップに力を入れる理由は?
石田知ってもらいたい!んですよね、企業自身も仕事も皆さんに知ってもらいたいとおもっています。
また、こんなことができるんだ!とお客さんと自身に発見があることが楽しいし、アイディアもたくさん沸いてきます。
中島そうですね、知ってもらいたいですね。
石田ものをつくれる楽しさを知ってもらう機会になればと思いますね。