石宏製作所
医療はさみの製造
住所 | 墨田5-48-10 |
最寄り駅 | 東武スカイツリーライン 鐘ヶ淵駅 |
URL | - |
Interviewee | 石田明雄氏 |
住所 | 墨田5-48-10 |
最寄り駅 | 東武スカイツリーライン 鐘ヶ淵駅 |
URL | - |
Interviewee | 石田明雄氏 |
創業は、1970年からお父様が医療用のはさみをつくる工場をつくり、1992年から石田さんもはさみ作りをはじめました。
先代から受け継いだ手法と技で、制作工程をぬかることなく、一丁一丁 丁寧に作り続けています。
現在も制作されている医療用のはさみは、切る部分で要素も異なるため数種類あります。また「裁ち鋏」にて、すみだモダン認証をいただいております。
昨年は、はさみ以外のモノづくり、「手裏剣形マルチツール」の制作に携わりました。
手裏剣・ほかの企業と協力しながら携わったことは初めてでした。
スミファで見学にいらしたデザイナーさんからの依頼で浜野製作所さんやほかの工場さんとも協力し制作、石宏製作所では「研ぐ」部分を担当しました。
『あきらめない』ことです。
あきらめたい気持ちをぐっと抑え「自分にこれでいいの?」と問いかけて気持ちを奮い立たせています。
どうしても同じ作業の制作をしていると飽きてきてしまい「これでいいかな?」と思う瞬間がフっと沸きます。
例えば100本のはさみを作った場合、買う人にとっては1/100ではなく、1/1の商品なので、一本一本手を抜かずつくっています。
そして、仕事を始めたころよりは飽きなくなり楽しいですし「もっとよくできるのではないか?」と思うようになりました。
今は、仕事以外にもやることが増えて「はさみやんなくちゃ!」「いつやるんだ!」となることも・・・笑
はさみだけをずーとやっていると捕らわれて嫌になってしまうけれど、別のことをすることで「やらなくちゃ!」という集中力が出ます。
仕事は離れればやりたくなるもので、気分転換を上手にとれるようになってきたのかなと思います。
スミファ開催両日、随時・自宅兼製作所を公開します。
はさみづくりに使用する研磨用の機械や機材が置いてある作業場・娘の机が置かれた製作部屋にて作業工程を知っていただければとおもいます。
また、はさみ制作の過程を型抜き・研磨・刃付けなどを説明や、実演もします。
お昼時間の12時ころから1時間ほどは休憩時間となるので、それ以外の時間でお越しください。
ワークショップでは、うちでつくられたはさみを使って、実際に布や紙を切ってもらったり、制作過程であるはさみを叩く作業を体験をしていただこうと思います。
昨年のスミファでの出会いと縁により制作に携わった商品、24の機能を搭載された「手裏剣形マルチツール」も展示もします。
Text by 前島昭美
当日インフォメーション:本所地域プラザ BIG SHIP
住所:墨田区本所1-13-4
行き先:都営浅草線・大江戸線「蔵前」駅より徒歩8分
都営浅草線「本所吾妻橋」駅より徒歩12分
JR「両国」駅より徒歩15分
URL:http://www.cp-bigship.net/
主催:スミファ実行委員会
共催:墨田区
後援:東京商工会議所墨田支部 / 一般社団法人墨田区観光協会 / すみだ地域ブランド推進協議会 / 株式会社日刊工業新聞社 / 東京東信用金庫
協力:たばこと塩の博物館 / 学校法人文化学園文化服装学院 / 株式会社ワールドフォトプレス / NPO法人ワップフィルム
同時開催:すみだ地域ブランド展示会・下町ものづくり会議(シンポジウム)
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14年度 スミファ vol.3
13年度 スミファ vol.2
12年度 スミファ vol.1