チバプラス
プラスチック射出成形加工
住所 | 堤通2-1-1 |
最寄り駅 | 東武スカイツリーライン 東向島駅 |
URL | http://chiba-plas.com/ |
Interviewee | 千葉勇希氏 |
ウチの父親が昭和45年ごろに始めました。
当時はおもちゃ関連部品の製造が全国でも盛んで当社はそれらのプラスチック製品や車両用の機械製品を作っていました。
それから現在までバブルが弾け、リーマンショックなどを経て状況は変わりましたが、ずっとプラスチック製品の製造をしています。
リーマンショック後、一度会社の体質をリセットしようとしたんです。
その時期に親父が育ててきた会社を自分で今の時代に合ったものにしようと、また作り上げようと思いました。
そこからプラスチックに専念してここまできました。
新しい製品の開発にもっと挑戦していこうと考えています。私は信念も主張も少ないです。
でもなんでも「臨機応変」に対応すること、それを意識していきたいですね。
ウチはこれまでプラスチックの製造だけでずっと来ました。そこで作るはどれも実用的なものばかりでした。
でもこれからはウチの製品で皆さんに楽しさ、面白さを与えられるようになりたい。
それを伝えられる製品を作ること、それがこれからのウチの「モノづくり」になっていけばと思います。
プラスチックは自由自在なんですよ。
いいアイデアと金型さえあれば何だってできる。どんな色にも変えられるんですよ。
それはいろんなことの製造が考えられるということ。
それでたとえ個人の人のアイデアであっても面白ければまずは金型から作っていきたいです。
そのためにはたくさんの人々と交流を持っていろんなところにアンテナを張り巡らせることが必要になります。
ウチのオリジナル商品の「お皿まな板」だってそう。
ちょうど何か新しいものを作りたかった時にコラボレーターの方からアイデアを、そして学生の方たちやたくさんの方々から意見を貰って、一緒に作ることができました。
もっとたくさんの楽しさ、面白さを伝える。それが今チバプラスの目標としているモノづくりなんです。
完全な請け仕事はもう無理ですね。ちょうど現在設備投資をしてて、これからは自動化を進めていきたいです。
今とこれからの時代に合った経営をしたい。
自動化で私自身に自由な時間ができれば、墨田区の企業はもちろん、いろんな企業・業界と新しいことができる。
今後そういったチャレンジをしていきたい。
そうすれば、プラスチック製品だけじゃなくてもっと色んなことができるかもしれないんです。
もちろん色々なネットワーク、人付き合いを大事にしてそのためのノウハウを得たいです。
そしてこれからパッケージだとか企画だとかしてちゃんと完成品のことを考えられる1メーカーとして生きていけるようになりたいですね。
Text by 真鍋 駿
当日インフォメーション:本所地域プラザ BIG SHIP
住所:墨田区本所1-13-4
行き先:都営浅草線・大江戸線「蔵前」駅より徒歩8分
都営浅草線「本所吾妻橋」駅より徒歩12分
JR「両国」駅より徒歩15分
URL:http://www.cp-bigship.net/
主催:スミファ実行委員会
共催:墨田区
後援:東京商工会議所墨田支部 / 一般社団法人墨田区観光協会 / すみだ地域ブランド推進協議会 / 株式会社日刊工業新聞社 / 東京東信用金庫
協力:たばこと塩の博物館 / 学校法人文化学園文化服装学院 / 株式会社ワールドフォトプレス / NPO法人ワップフィルム
同時開催:すみだ地域ブランド展示会・下町ものづくり会議(シンポジウム)
以前のスミファをチェック!
14年度 スミファ vol.3
13年度 スミファ vol.2
12年度 スミファ vol.1